たんごちょう。Adrienとイングリッシュ | Fatal Shadows Chapter2

17 1月

Chapter 2で、私がすきなシーンは、Adrienが、ホテルを居抜きで買うシーンです。Adrienはアンティーク馬鹿なので、古いものときくとすぐに、はわわ〜んってなっちゃうんですよね。そういうとこすごくかわいい。

不動産屋さんに「ここで50年前、殺人事件があったんですよ」といわれた瞬間、Adrienは「僕はここを買うと決めたのだった」。ここの英語は、”I was sold”(僕は買われた)でした。自分が建物を買うのに、建物に買われたって表現、かーわいーいー。(> _ <)

↑こんなキーワードが↓にならんでます。表を組むのがブログで面倒なので、Google Documentをweb出しにしてしまいました。
Chapter 2 に関して読書会での話題は、ワインで飲酒運転にならないのか?という話と、絵描きなら気になるリオダンの目の色についてでした。まだネタバレではないので、未読の方も読んで大丈夫です。

https://docs.google.com/document/d/e/2PACX-1vRWPKft3zZUUAaxpm6FgJlKo9kbzysj9PTT06o96xKxEGNgt5MiuvBzKgIYUF8e8Ud2VTZrVB0xKSb9/pub

たんごちょう。Adrienでイングリッシュ | Fatal Shadows Ch1

16 1月

上記のようなたんごちょうをgoogle documentで、表作成してしまったので、ブログに直接はりこむのが面倒になりました…。↓のリンクがchapter1のたんごちょうです。google documentってインライン表示できないんですかねえ。

https://docs.google.com/document/d/e/2PACX-1vTp4UgKCsN3G3pc6DQ0u4Hi-r6UYN3fsGB59xPu8gAieGm4XJG0Uv5C7xvYBVyqgrIwBwPFg9MuUZWD/pub

MMロマンス読書会1冊目。

15 1月
MM Romance 読書会 1さつめは「天使の影」”Fatal Shadows” by Josh Lanyon

MM本の読書会にいってきました。
読書会というものに定義はないので、どんなスタイルがいいのか手探り中なのですが、やっぱり会って顔みて話すのはいいですね。はじめましての方がたくさんいらして、時間がたりませんでした。次回もぜひ!と思っています。

私が読書会で収穫だったこと3つ。
ひとつめ。同じ曲でも指揮者がかわれば曲はかわる。

私は、なぜか原作者の意図をなるべく正確に反映している文章のほうが、原作者の意図にかなっていると考えていたのですが、まったく違いました。

訳者さんによると、Josh Lanyonさんは、(その他の、モノクロームロマンス文庫の海外作家さんも)、言葉がかわればそこからは、別バージョンという感覚だそうです。楽譜は一緒でも指揮者がかわれば曲の印象がかわるのは当然。日本人のフィーリングにあうのがベスト!という感覚。だから、普通のコメと温泉で育った日本人の感覚で翻訳文を理解することが、作者の本意なんだとわかりました。これが読書会の最大の収穫。

政宗は右目が隻眼だけど、これが2巻から左目になっても米国ならOK。
これは創作者あるある+編集(担当)さんあるあるなんですが、描いているとキャラが途中から長袖を着ていたり、装飾品を忘れていたりします。でも、日本人は細かいので、さすがに政宗の眼帯の目を間違えたり、キャラの年齢を3巻と4巻で間違えたりはしないのですが(させないために、担当さんがいる!)、米国の作家さんは、「あ、1巻からずっとしている手枷は右より左がいいと思ったので、この巻から変えた」とか「なんとなくかなり年下というイメージなので、この巻でだけ統一されていればOK」になったりするんだそうです。自由度高い!

日本側で読んでみて、どう考えてもこれはつじつまがあわないときには、訳者が原作者問い合わせをすることもあれば、日本で演奏する指揮者権限の範囲と考えて、日本版解釈にしているとのことです。びっくりする…。政宗の眼帯が3巻から右目になってたり、政宗が順調に年齢を重ねているのに、弁丸がいつまでも3~5歳をうろうろしていたりって自由の国あめりかすぎる。

でも、きっとむこうからしてみたら、電車が1分刻みで遅れないとか、宅急便が時間指定で届くほうの意味がわからない、なんでそんなことにこだわるんだろう?と思ってるんだろうなあと思います。ほんとですよねえ。なんで日本って夏の冷房は28度とかにこだわってるんだろう(笑)

2.イラストも自由。日本風に解釈してくれてまったく問題ゼロ。
そんなわけで、絵描きとして非常にきになっていた事案:「ジェイクはスーツを着ていないのに、イラストではスーツなのはなぜなん…」「フェアゲームに眼鏡キャラでてこないのに表紙に眼鏡がいるのなぜなん…」がやっと解けました。あれは日本版だからだったんですね。

同じ内容の本。どっちに手をのばす?という話。

米国人(日本でBL編集の仕事中)のお友達がいうには、彼女の個人的感覚もあるけど、米国版のMMロマンスの本の表紙と、日本版のイラストがついてる表紙だったら、断然ときめくのは日本版だそうです。

絵描きの感覚で考えると、イラスト付き小説は冒険です。
「そのイラストレーターでキャライメージが固定されて、合う合わないがある」
「絵によっては食指がのびないときがある」
などなど、マイナスに転がることがあるからなのですが、この点についても、育ったバックグラウンド関係なく、絵をかかない友達からいわせると、絵描きは、一枚の元絵があると、その背面や表情やからんでるシーンなどを具体的に映像化できる優秀スタッフを脳内に飼っているから、元絵がいらないのではないかとのことでした。なるほど。

そうなると、米国人友達の「日本のイラスト表紙のほうを絶対買う」という理由がわかります。

読書会ででてきた例が、この表紙の差。
牧歌的な背景に、自転車がまじってるところは、原作に沿っている!と満場一致。でも、キャラの描き方がこれだけ違うと、おもしろい。

米国版の表紙は日本人の感覚からいうと「なんかえっちい本なんだろうな」ぐらいで、それ以上でもそれ以下でもないと思います。でも、米国人だと、まわりにこれに近い肉体の人がいるので、よりリアルにうっかり想像できてしまうんだろうなあと思いました。

ただ、筋肉好きな人もいれば、ちょい細めがいい人もいるし、こればっかりはなんともいえないんですが、共通するのは、創作はドキュメンタリーではなく、非日常のマジック要素があるからときめけるんだろうと思います。BLCDのキャラ名が、自分の知ってる人の名前だと萌えづらいのと一緒な気がする。

3.「アドリアン」と「エイドリアン」の話。
また、私がきになっていた「アドリアン」と「エイドリアン」のこともようやく納得できました。

今ではAudible Bookもでているので、発音が「エイドリアン」とか「リオダン」とわかるのですが、「天使の影」「死者の囁き」1,2巻が日本で同時発売されたころ、そんなものはもちろんなく。(「天使の影」が1998年設定だし)その頃の日本では「エイドリアン」というと日本人が想像するのは映画「ロッキー」にでてくる女性だったので、(「ロッキー」を知らないので、タイトルだけきいたときは犬の映画かな?と思ってました。体育会系の話なんですね。)そのため、訳者さんが「アドリアン」にしたという話は多くの方がご存知の話だと思います。

これに追加して、日本語なら、アドリアン・イングリッシュのほうがひびきがよかったという訳者さんの考えがあったことは初めてききました。また、米国人友達は、audible bookをきかない状態で、普通に脳内でよんでいるときは「アドリアン」と頭の中で発音していたそうです。(彼女はJosh Lanyonさんと同じCA出身、しかもAdrienの家はCA)私は、むしろこっちにびっくりしました。ネイティブはアドリアンって読むこともあるんだ…!そこで思い出す黒崎一護です。

日本語でも、黒崎一護の発音は「いちご(苺)」と「いちご(越後)」とわかれるところです。(全員がBLEACH読んでる前提で話してますが、いいですか…)アニメや作者から「越後のほうで」と指定が入っているのをしらなかれば、「苺」で脳内発音している人もいると思う。
「エイドリアン」「アドリアン」は、Josh Lanyonさんにしてみれば「苺」とよばれてもOKという話なんだなとわかりました。そう考えるとaudible bookの音声化の責任の大きさって…!とまた思ってしまいがちなんですが、日本のような「公式がすべて」という縛りがない世界なので、例えばスペイン語版audible bookでは「あどりあん」になってるのかもなあと思います。

そう考えると、英語版・日本語版・audible bookの全部をよんだうえで、自分があのかわいい書店長をなんと呼びたいか+TPOにあわせてどうよべばいいか、自分で選ぶべきことなんだなとわかりました。そんなわけで、しばらくうちでの表記はAdrien、Riordanでいこうと思います。お好きなほうで脳内再生…!

MMロマンス読書会の収穫はまとめると3つだったのですが、ほかにも「翻訳抜けって実際あるんですか…」「あります…」とか(1箇所だけでした。4刷目があればなおしてくれるとのこと。がんばってAdrien…!)、Josh Lanyonさんの性別とか、リオダンの口癖「成程?」って英語でどうなってるの?など、あったのでまた書きにきます〜。